2021-04

先生達の秘密の授業

第34話 ※

「あ……」小さく漏らした俺の不安そうな声が聞こえたのか、春樹は優しく笑う。「大丈夫。楽にしてあげるから」そして、一気に俺の下着を下げて足から脱ぎ去ってしまった。「んぅ……ん……」抑えられる苦しさからは開放されたものの、恥ずかしさはさらに増してくる。
先生達の秘密の授業

第33話 ※

……身体が熱い。もう、これはアルコールがどうのってレベルじゃなくて……みんなが触る所からどんどん熱が広がって……我慢できない。まるで、そんな俺の心の声が聞こえていたかのようなタイミングで春樹がいきなり上を脱ぎ出した。
先生達の秘密の授業

第32話 ※

「嫌って言うか……その……」「嫌じゃなければ、いいでしょ?」「え……?」何が……と聞き返そうとした俺の唇は、いきなり近づいてきた春樹の唇によって塞がれてしまった。あまりに突然の出来事に、驚いた俺の手からは写真が零れ落ちる。
乙女な女王様

女王様を救出・4

「俺、相馬に……キスされた。もう、汚れてるから、高瀬は触らなっ……」泣いてそう告げる優弥の言葉を塞ぐために、千歳はあえて優弥の唇へとキスをした。すぐに離すと、優弥の驚いたような目と視線が合う。「なんで……」「だって優弥はどこも汚れてなんかないだろ?」
先生達の秘密の授業

第31話

「みんなのおかげで犯人を捕まえることが出来ました。本当にありがとう……では、乾杯!」「お疲れ様でーす!」俺の挨拶とともに、みんなで缶ビールを合わせて一気にあおる。無事に、写真回収と理事長への報告を終えた俺達は明日から休みなこともあり、事件解決のお祝いをすることにした。
乙女な女王様

女王様を救出・3

ドォォン!今までで一番大きな音をたてて、扉が生徒会室内へと倒れていく。勢いでドアと一緒に中へと倒れそうになった千歳達を、和彦が支えてくれた。「優弥、大丈夫か!」倒れたドアを踏み越えて、千歳が室内へと入ると机の上に押し倒されている優弥の姿が目に入ってきた。