2020-12

先生達の秘密の授業

第22話 ※

帰宅すると、まだ他のみんなは帰っておらず、受け取ったプレゼントをリビングに置きっぱなしにするわけにもいかないので、ひとまず俺は自室へと向かった。荷物を置いて室内着に着替えてからベッドへと腰掛け、さっき用務員さんにもらったペットボトルのお茶を飲んで一息つく。
乙女な女王様

女王様、傷心・2

「……なんでミルクティーなんだ?」答えの代わりに、そんな質問が優弥の口から零れた。それに対して相馬は笑顔で言う。「いつも会長、ミルクティー飲んでたから。これなら飲んでくれるかなって」(こいつ……そんなに俺のこと、見てたのか)
先生達の秘密の授業

第21話 

「やっぱり……今の生活のままじゃまずいよなぁ」放課後、明日の授業で使う資料を用意するために準備室へといた俺は、一人だということを確認してから深いため息とともにそう呟いた。今まで安全だと思っていた涼介まで、ついに行動に移してきた。
乙女な女王様

女王様、傷心 ~優弥サイド~

「お前……最低っ!」そう言うと、優弥は保健室を飛び出した。後ろで千歳が何かを言っていたが、今は何も聞きたくない。「はぁっ、はぁっ」優弥は振り返りもせずに全力で校内を走って、生徒会室へと向かった。 途中で他の生徒に会わなかったのは、運が良かったといえるかもしれない。
先生達の秘密の授業

第20話 ※

俺はワクワクしながら、ドレッシング作りを再開した。すると、突然背後に涼介の気配を感じる。「な、何……?」あまりの近さに、俺は戸惑いながら振り返ろうとしたが、僅かな差で後ろから涼介に抱き締められてしまった。「ちょっ……涼介?」
乙女な女王様

女王様との思い出・3 ※

「あっ……」すでに硬くなっている千歳自身に直に触れた優弥は、ビクッとして手を離そうとした。それを上から手で押さえ込み、逃げられないようにする。「ほら、俺のことも気持ち良くしてよ。深海の手で」そう言いながら、優弥自身に自分のを押し付けるように千歳は腰を密着させる。
先生達の秘密の授業

第19話 

それからも、微妙な加減で度々ちょっかいをかけてくるオキや春樹をかわしながら、俺は割と快適な共同生活を満喫していた。誰かしらがいる家の中はいつも明るいし、さらには料理が苦手で完全に外食に頼っていた俺からしてみれば、温かい手作りの料理が食べられることは最大の魅力でもある。
乙女な女王様

女王様との思い出・2 ※

「遅い」千歳の姿を見つけるなり、優弥はそう言って怒った。「悪い、クラスのやつにつかまって……」保健室の鍵を内側からかけて、千歳は優弥へと近づく。「なんか前にも、その言い訳してなかったか?」「うわっ!」近づくなり、優弥に腕をひかれて千歳はベッドへと強引に座らされた。
先生達の秘密の授業

第18話 

「はあぁ……」脱衣所で大きく安堵のため息を吐いた俺は、着ている物を脱ぎ去り浴室へと入る。そして、すぐにシャワーのお湯を勢いよく出して頭から浴びた。お湯に変わる前のそれは冷たいものだったが、俺の火照った身体を冷ますには丁度いい。
乙女な女王様

女王様との思い出 ~千歳サイド~

「おかしい」千歳は携帯を握り締めてそう言った。「何がおかしいんだよ?」そんな千歳に亮太が声をかけるが、前回の出来事を思い出した千歳は複雑な表情を浮かべた。すると、それを感じ取ったのか亮太が拗ねたように言う。「あっ、なんだ。そのあからさまに嫌そうな顔は!」